愛されない星の元に生まれてきた
こんにちは。ヨガ×心理学講師SATORUです。あなたは
「自分は愛されない星の元に生まれてきた」などと思ったことや、言ったことはありませんか?
もしそう思わないとやりきれないくらいに辛い出来ことがあったなら、そう思いたいのもよくわかります。しかしずっとそう思っていると、チャンスを逃してしまい、本当にずっと愛されない人になるかもしれません。
この記事は
- 愛されない星の元に生まれてきた
- うまくいかない運命の人生だ
- 私を好きになる人なんていない
なんて考えている方には特に読んでいただきたいです。
ちなみにこのテーマは僕が全国のヨガの先生に向けて開催している『ヨガ心理学講座』でも特に受講生(ヨガの先生)が食いつく部分ですので、
きっと関心が高い人も多いと思います。かつ衝撃を受ける人も少なくありません。
衝撃が走ったり、少しグサッとくることもある内容ですが、しっかりと読めば、
<自分だけが愛されないなんてわけがない>
と知り、苦しむことがなくなり人生が変わるかも知れません。
人は都合の良い考え方を探す
「誰にも愛されないんだ」そういう星の元に、運命の下に生まれてきたんだ。と思ったには何か理由があるでしょう。心に傷ができるくらいの苦い経験をした時かも知れません。
まさに今がその辛い瞬間の人は、そう思わないと乗り越えられないのかも知れないので、それも一つの手段です。
ただ反面、ずっと星や運命の「せい」にしていると本当にこれからもそんな人生となります。もし、そんなのが嫌だったら心して読んでください。
男としての努力をしなかった自分
偉そうにこんなことを言う僕も、「愛されない星の元に生まれた男なんだ」と本気で思っていました。僕は若い頃に、彼女に振られるたびにそう思っていた張本人です。
ただ、僕は当時の彼女に
メモ
- 誕生日のプレゼントもしなかった
- おめでとうも言わなかった
- 優しくもしなかった
- 話もちゃんと聞いていなかった
- 自分の意見を押し付けていた
- 男友達を優先させていた
- どこかへ連れて行くこともあまりなかった
- 夢もなかった
- 努力もしなかった
- 自分都合なことばかり考えていた
さて、こんな男はいい男ですか?それでフラれも当然ではないですか?
当の本人の僕は、「ああ・・・やっぱり俺は愛されない星の元に生まれてきたんだ。いいなぁ、愛されてる人は。」
などと他人を羨ましく思ったもんです。
注意ポイント
え?
僕が振られたのは「星」のせい?「運命」のせい?
違いますね。上記のことが原因です。
つまり僕は男としてのいわば「クオリティ」が低かったのです。
いい男になる努力をしていなかったのです。
注意:いい男というのは彼女にとってのいい男です。イケメンになる必要はありません。
大切にされるような「行動」をしていなかったのです。
決して「星」のせいでも「運命」のせいでもありません。
違うことに原因を求めていては永遠に解決しない。
昔の言葉に「木に縁りて魚を求む」という諺だったかな?そんな言葉がありました。これは、魚を捕まえたい人が、木に登っていては永遠に捕まえることはできないよという意味です。
目的を達成するために、その手段を間違えていては永遠に達成できない。これはこの世の中の真理です。
今回の場合で言うと、相手にとって大事にされるような行動もとってなかったから振られた僕は、「星」や「運命」を憎んでいました。一生憎んでも愛される人間にはなれなかったでしょう。
つまり自分の中にある原因から目を背けて、逃げたいために「星」や「運命」を使っていたんです。
傷ついた時はそう考えていることが「癒し」につながることもあります。でも、少し成長する準備ができたなら、次は本当の原因を知り、的確な手段をとりませんか?相手に大事にされる人、それが愛される人です。
今回は僕の男としてのクオリティの低さを例に挙げました。でもこれはひょっとしたら、相手に問題がある場合もあります。その場合は、あなたの選ぶ目に原因があっただけです。原因はそれだけにとどまらず、いろんなことが考えられますが少なくとも「星」や「運命」は関係ありません。
まとめ
「私は愛されない星の元に生まれてきた」なんて思って、自分を慰めている人は、傷ついた瞬間ならそう思うことも有効かもしれませんが、本気でそんなことを言っていると、
一生愛されない人生になってしまいます。
それは、現実的な改善点から逃げてしまうからです。愛されない星などありません。厳しく聞こえますが、あなたを責めたいわけではなく、むしろ勇気づけたいのです。自分と現実的に向き合って、愛されるための行動を取ったり、何かのクオリティを上げる努力をすれば、必ず愛されます。
生まれつき愛されない人などいません。