心臓の弱いヨガの先生は読まないでください。

成長するためにはこの環境が必要。【だからあなたは成長しない】

成長するために必要な環境

人が成長する上で必要なこと。それは「環境」ですが、ではどんな環境か。それを定義つけてるお話や書籍は、星の数ほどあるでしょう。しかも「人としての成長」などと言ってしまうと、僕ごときが口を出せることではありません。

だからこの記事では、

 

成長=

  1. ヨガ&心理学的な心の成長
  2. ヨガ誘導の言葉

に絞ってお話します。(とはいえ、物事はなんでも同じだから他のことでも共通する話です。)

人が成長するためには、「適切な人からの、適切なフィードバック」が必要と言われています。フィードバックという言葉を聞いたことない方のために説明すると、なにか行動したあとの結果が良かったのか、良くなかったのかを確認することです。

分かりやすいのは「2.ヨガ誘導の言葉」の例です。

養成講座を修了してからは、自分が開催するレッスンを見てもらいない。仲間から見てもらえたとしても、「気持ちよかったよ〜」「声が癒やされる〜」など、当たり障りのない言葉が返ってくるだけ。しかも誘導ってあまり真剣にやってる人なんていませんから、良し悪しがわからない先生が多い。

アーサナやシーケンスであれば、「形」で見えるから自分で他者と比べてフィードバックを得ることができるかもしれません。誘導は目に見えないし、誰もノウハウも持ってないからフィードバックを得にくいです。うまくならないのは、「適切な人からの、適切なフィードバック」が欠けていることが要因でもあります。

 

考えてみれば、あなたが何か上達したことを思い返してみてください。ヨガでなくても良いです。部活でも仕事でも、なにか成長してたころは、きっと良いフィードバックを得ていた可能性が高いです。学校の先生、顧問の先生、会社の上司 などなど。

良いフィードバックを得ることで、自分の行ったことが良かったのか良くなかったのかが分かります。良くなかったときは、それを修正しないと、良くない方向に進みます。だから成長しません。その場合、最悪の場合は時間を費やすだけです。そういう意味では、『ヨガインストラクター歴〇〇年』なんて参考にならないかもしれませんね・・・。

同じことをシンプルに繰り返していれば成長する時期もありますが一方で、それでは成長しない時期もあります。

ヨガインストラクター養成講座の受講中や修了したての頃は1回レッスンをするたびに、グングン成長するでしょう。そんなときは「行動あるのみ」でどんどん回数をこなせばよいです。ただ、人間は良くも悪くも慣れてきます。ある程度成長して慣れてくると、改善も何も行わなくなります。ただ漫然と同じことを繰り返していても成長はしない時期に差し掛かります。

あなたは今どんな段階にいますか?自分のことを客観視してみましょう。

気をつけなければいけないのは「自分なりにやってみます」という言葉です。良い言葉ですが、自分なりにやった結果が今のあなたであり。そしてその言葉が「適切な人からの、適切なフィードバック」を遠ざけています。

以上、フィードバックの大切さでした。あまりにも知らない人が多いので、自戒を込めて書き留めておきました。成長するには「環境」をしっかり手に入れましょう。

 

※すこし過激な発言もあるかもしれませんが、学びの意識を刺激するためです。

 

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  • この記事を書いた人

SATORU

ヨガスタジオ-YOGATERIOR 代表 「ヨガ×心理学」がコンセプト。2015年よりアジア最大級のヨガイベント「横浜ヨガフェスタ」Lotus8-オンラインヨガクラス講師担当中。現在、全国各地でワークショップ・講座を開催中。/スタジオ経営者/ヨガインストラクター育成講師/心理カウンセラー/ヨガ×心理学ヨガリボーン®︎考案者/著書(電子書籍):生徒の心に響く「ヨガ誘導の言葉」/ヨガ専門誌『Yogini』ヨガ心理学エッセイ連載 1975.2京都生まれ

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