生徒が集まらないのは私のヨガのスキルがないから?

ヨガの先生の悩み 人気記事

私にはヨガの技術が足りなくて生徒が集まらないのか?

集客について

この記事は下記の様な方へ。

こんな方におすすめ

  • ヨガの技術・知識に不安がある。
  • 生徒が来ない。
  • また来ますと言った、生徒がもう来ない。
  • 友達も来てくれない。

 

さて、僕は、個人でヨガスタジオを経営して、自分の好きなクラス(集客のために妥協したクラスを開講することなく)だけを開講してきました。なんとか今もヨガの一般レッスンだけでも生計を立てられるくらいにはいます。

そのため、いろんな先生の相談を受けます。

  1. 生徒さんが集まらない
  2. もっと満足するクラスを開催したい。

というお悩みです。

 

どちらもずっと尽きない悩みかもしれませんね。僕もその悩みから開放されたことはありません。

特に「2.もっと満足するクラスを開催したい」と言うお悩みは、ある意味、良い悩みというか向上心なので、常に持ち続けていたいですしね。

 

どうしてあなたのクラスに生徒が集まらないのかというのは、口で言うほどカンタンではありません。僕は今まで、何人もこの相談を受けてきました。

 

がしかし、僕からアドバイスできることはあります。

 

中でも、

「私にはヨガの技術が足りなくて生徒が集まらないのか?」

 

と思っている先生にです。

(集客方法が弱い先生には、また別の記事で。)

 

これは先程言った、「成長したいという向上心」であり大切なことですので、アーサナを練習したり、ヨガの知識を深めたり、うまく教えられるスキルも重要です。

 

しかし、本当に生徒さんが集まらないのは、継続してくれないのは、ヨガのアーサナがうまくなれば、解決するでしょうか?

 

今あなたが出来ないそのアーサナができるようになったとして、それを生徒に見せたとして、

生徒さん:「私次回も来ます!1年ずっと来ます!」

となるでしょうか?

 

「・・・・・・。」

 

きっとなりません。

 

また来ますと笑顔で言ってた人がもう来ない。

生徒さんが来てくれない。

これはあるあるデス。気にしないで下さい。これはヨガに限らずどの業種でもそうです。

 

 

来なくなったと思った生徒さんが他の教室のインスタに写って笑顔で写真を撮っていた。

ガーンあの子はもしや

これもあるあるデス。何故!?何故なの!?って考えても結局答えは出ません。

しかしこれだけは言っておきます。これはほぼ必ず経験します。あなたがどんなに素晴らしい先生でも。それは仕方のないことです。大人の階段だと思ってください。強くなりましょう。

・家が近かったのかもしれない。

・あなたが生徒さんの彼(旦那)の元カノに似てたのかもしれない。(笑)

 

考えたらキリがありません。どんな優秀な先生でも、全部の生徒に支持されるなんてありません。何か個性のあるクラスを開催している先生なら、尚更です。

 

集客方法的にはいろいろお話したいのですが、

・リピート率を実際に計算したことありますか?

・どんな文言で生徒を集めてますか?

・レッスンの価格やシステムはどうなってますか?

などなどありますが、そのあたりも別の記事で解決します。

 

あなたが生徒の時はどうしてヨガに行ってましたか?

空にYOGA の文字

思い出せますか?初めてヨガに行った時のことを。

あなたは何故ヨガのレッスンに行ってましたか?

その時、何を見て、何を感じて、何を得たかったですか?

 

↑これ、超重要です。

 

これは集客うんぬんではなく、これを見失うとその後、「方向性」を間違ってしまいます。

その結果、私はヨガインストラクターに向いてないのかなぁなどと、自己否定することにつながりかねません。

 

圧倒的に経験が足りない。

経験・成長

不安だ不安だと言う方の殆どが、「経験が足りない」ということがあります。

レッスンは個人差がありますが、100本くらい開催してみてください。そしたら少し慣れてきます。

 

今は多くの養成講座があります。それに参加するのは良いことです。僕は止めはしません。

ただ、初心に戻ってもう一度考えてみて下さい。あなたは何故ヨガが好きですか?

 

コレをお悩みのヨガインストラクターさんに心理カウンセリングもしてきました。答えが見つかると行動が加速しますよ。

足りないのはスキルではなく、自分と向き合うことでした。

 

自宅でヨガ教室を開催する先生が大好評な件

関連記事

自宅でヨガ教室を開催するkayo先生が大好評。これが今後求められるビジネスモデル。

 

 

追記

 

「〇○の専門家」の肩書きについて

さて、集客方法を少し勉強すると学んだことばある人も多いと思いますが、

  • 〇〇の専門家
  • 〇〇のスペシャリスト
  • 〇〇のプランナー

などの肩書きです。中でも多いのが、Aスキル+Bスキルを足せば、あなたは100万人に一人の存在に!という方法です。

例)

SATORU
うーーん、例を出そうと思ったのですが、実際にそういう先生がおられるので、ディスってるみたいで例を出すのを控えます。

 

僕自身も、数年前はそうやって教わった方法ですが、正直もう古いんじゃないでしょうか?きっとインスタをちらっと見れば、

「□□+ヨガで〇〇の専門家」

と言ってる方が多いです。僕がその手法を学んだのは4年前かな。その時は、そんな肩書きの人を見たら、きっとすごい人なんだと思っておりました。

その手法で「箔」がついた時代だったんですね。「専門家」って誰でも言っていい肩書きなのですが、それだけで消費者から信用を勝ち取っていた。

しかし、時代の流れが本当に速くて、もう誰もそれでは振り向かなくなったと僕は考えます。小手先のテクニックで集客するのはもう不可能に近いでしょう。

 

  1. あなたのヨガ(講座)のクオリティが高いこと。
  2. クオリティがなんらか証明されていること。
  3. 購入者が満たされて(成功して)いること。
  4. 発信を継続して何年も行う。

 

↑これが最低条件かと思います。今の時点でそれがなければ、毎日それに対して努力することも必須です。

テクニックでものを売ることが出来ない良い世の中になってるのかと思っています。ということで、いっしょに頑張りましょう。。。僕も毎日戦っております。

 

 

 

まとめ

ヨガインストラクターとしてデビューしたら、生徒が意外と集まらず、そしてリピートもしません。集客と継続率をアップさせることは並大抵ではないからです。

多くのヨガインストラクターが

  • アーサナの技術が上がれば、生徒が増える
  • 身体が柔らかくなれば、生徒が増える
  • 安くすれば生徒が増える
  • 知識が増えれば生徒が増える

と、思いがちですが、そうではありません。

一つアドバイスをするなら、

あなたは、どうして生徒の頃にヨガに通っていましたか?

あなたは何故ヨガが好きでしたか?

ということです。

  • この記事を書いた人

SATORU

ヨガ心理学講師 ヨガ&瞑想リトリートセンターHuman BeING Hakushu 代表 / スタジオ-YOGATERIOR 代表 / アジア最大級のヨガイベント「ヨガフェスタ横浜」講師 / IHTA協会(YMCヨガスタジオ)ヨガ心理学外部講師担当 / 全国各地でワークショップ・講座を開催中 / ヨガインストラクター育成講師 / 心理カウンセラー / ヨガ×心理学ヨガリボーン考案者 / 美姿勢ヨガライフ考案者 / 著書(電子書籍):生徒の心に響く「ヨガ誘導の言葉」/ ヨガ全国誌『Yogini』ヨガ心理学エッセイ連載 ・ 同誌にて自己肯定感が高まるヨガ監修 / YouTubeチャンネル登録者数7550人(2023年9月現在)/Voicyパーソナリティ・「自己肯定感が高まるヨガ心理学ラジオ」 1975.2京都生まれ 現在山梨県北杜市白州町に在住

-ヨガの先生の悩み, 人気記事