身体が硬いとヨガインストラクターになれないのか?
ヨガというとインスタ栄えするような、きれいなポーズを取るイメージがありますよね。それを教えるのがヨガインストラクターだから、当然身体も柔らかくて美しい。だから「身体が硬いとヨガインストラクターになれないのか?」そんな疑問が湧くのは当然かも知れません。
■筆者SATORUプロフィール
※詳しいプロフィールは最下段にあります。
こんな方におすすめ
- 身体が硬いけど、ヨガインストラクターになりたい。
身体が硬くてもヨガインストラクターになった人の事例
ヨガを始めたときは既に30代後半でしたし、強烈な腰痛持ちで、前屈も指先なんてマットに付けられるはずもなかったです。※写真は当時の写真ではなく、再現になりますが、大げさでなく一般人から見てもびっくりするくらいカチカチでした。
■経験談
こんなに身体が硬かった筆者は、ヨガ歴8ヶ月でヨガスタジオをオープンしました。新規体験で来られる生徒さんの方が身体が柔らかいなんてザラでした。しかしながら、身体が硬いことを秘密にしてもいませんでしたし、それを生徒さんから笑われることもありませんでした。
当時感じたことですが、生徒さんは意外とインストラクターがどれくらい身体が柔らかいかなんて見てもいません。もっと生徒さんはご本人自身に興味があるのです。
参考
⇒SATORU「ヨガの出会い」無理だと否定されながらもヨガスタジオを始めるまで
身体が硬いとはどんな状態か
ちなみにこれは知識的な話ですが、身体が硬いというのは、筋肉が硬い状態をいいます。その他、関節や神経なども関わってきますが筋肉が硬いというのが一般的な要因です。
筋肉というと、力を出すことに関わりがあるのは一般的に知られてますが、ストレッチは主に筋肉を緩めています。身体が硬い人は筋肉に血液が巡りにくくなって、老廃物も溜まった状態といえます。
美しいポーズを取る、うんぬんではなく、身体を健康に保つ上でも柔軟性を身に付けたいものです。
身体が柔らかくなるために
身体が硬いのは筋肉が硬い状態。では、どうやったら柔らかくなるのでしょうか?
必要な練習
ずばりヨガの練習です。ヨガのポーズは筋肉を使いながらストレッチがかかるポーズが多いです。筋トレの要素があってストレッチも効かす。まるでイジメじゃない!?なんて思った人はいませんか?
筋トレとストレッチを同時に行うことは柔軟性を付けるために非常に重要なんです。ヨガのポーズはすごく良く出来ています。ちなみに、本気で柔らかくなりたいのなら、結構真剣にやらないといけないことは付け加えておきます。
必要な期間
年齢や筋肉の付き具合など個人差はありますし、どの程度の柔軟性を身につけるまでの期間か曖昧なのですが、3ヶ月ほどで柔らかくなったと感じられるかと思います。
その後、伸び悩んでるように感じる時期が1年から2年続くかもしれませんが、そこから毎日こまめにヨガの練習をすると、ゆっくり柔らかくなるでしょう。焦りは禁物です。根性で1ヶ月で柔らかくなるなんてのは不可能ですし、痛めますので絶対に辞めましょう。
この理由からも、身体が硬くてヨガインストラクターになりたい方には特に「長期間の養成講座」をおすすめします。
あなたが好きな先生はどんな先生ですか?
あなたには、こんな風になりたいなっていう先生はいますか?その先生は身体が柔らかいですか?あなたよりは柔らかいかもしれませんが、他にその先生より柔らかい人が現れたらその人の方が好きになりますか?
身体が柔らかい先生はもちろん素晴らしいですが、あなたがその先生に感じた魅力は身体の柔軟性だけにあるのでしょうか?きっと違います。柔らかくなる事を目指すのは良いことです。しかし、それが本当の目的ではないことは、あなた自身が知っていることかもしれません。
身体が硬いことでの利点もある。
ヨガインストラクターとして身体が硬いことでの利点もあります。レッスンに参加してくれる一般生徒の全員が身体が柔らかいというのは考えにくいです。実は生まれ持って身体が柔らかい人がインストラクターになると、身体が硬い生徒の気持ちが分からないというのは、アルアルなのです。
筆者が主催するヨガインストラクター養成講座でも
- 若い
- 身体が柔らかい
- 身体能力が高い
と三拍子が揃ってる受講生がおられました。その受講生さんいわく「先日、お母さんにはじめてヨガを教えてみました。お母さんが硬くてびっくりしました。なぜ簡単なポーズも出来ないのかわからなくて、教えるのが難しかったです。」と言われていました。
教えるのが難しいのならまだ良いのですが、インストラクターが身体が硬い人がどう辛いのかが分かってあげられないと、知らずに生徒に無理をさせてしまう恐れがあります。怪我をする危険性もあります。
身体が硬い人の気持ちがわかるというのは、ヨガインストラクターにとって重要なことです。
身体が硬くてもヨガインストラクターになれます。
身体が柔らかいからヨガインストラクターに向いているわけではありません。そこがスポーツやエクササイズとは違う点でしょう。すべての生徒がポーズのスキル向上のためにレッスンに通ってくれているわけではありません。むしろそんな生徒のほうがレアです。
参考
-
ヨガインストラクターに向いている人。その特徴7選。
現役ヨガスタジオ経営者&講師が語る。 こんにちは。ヨガスタジオを経営&ヨガインストラクター育成講師を現役でやっているSA ...
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世の中には、バレエや体操をやっておられて身体が柔らかい方がおられます。そんな方がヨガの先生になったらやはり、一般人よりもはるかにうまくポーズを取ることが出来ます。インスタ映えするような写真も撮れるでしょう。
しかし、現在活躍する先生はそんな方たちばかりではありません。不思議ですよね。
ヨガインストラクターにとって、ポーズのお手本を見せることも必要ですがそれ以上に、ヨガの魅力を伝えることが大事です。ではヨガの魅力は何でしょうか?それは今後、あなた自身が向き合って答えを出していってください。
参考
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ヨガの本当の魅力は何だろう?一般的なメリットや効果は別として。
ヨガの魅力 この記事を読んでくれてるあなたは、既にヨガに出会って興味津々なのでしょうか。どっぷり魅了されているのでしょう ...
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夢を諦めないで
身体が硬いから、ヨガインストラクターには向いてないんだななんて、早合点しないでください。せっかく見つけて大好きになったヨガを学んでみれば良いと思います。身体が硬くてもこうやって生き残っているSATORUが言うのだから間違いありません。
【動画】身体が硬くても楽しめるヨガ
これくらい簡単なヨガをやってます。そしてこれを支持してくださる人がたくさんいます。
まとめ
身体が硬いと、ヨガインストラクターになれないと思っている方は多いです。確かに柔らかいことは素晴らしいことです。ただ、ヨガは身体を柔らかくしてポーズを取ることだけが目的ではありません。現に活躍しているヨガインストラクターさんは、生まれ持って身体が柔らかい人ばかりではありません。ヨガには身体を柔らかくすること以外にも魅力があるからです。それを生徒に伝えることがヨガインストラクターの役割と言えます。身体が硬いからといってヨガのインストラクターになることを断念する必要はありません。
ヨガインストラクターになる為に必要なこと
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