身体アプローチの心理学講師 SATORUです。
引き寄せの法則を、安易に信じる人は危ない。
引き寄せの法則って、聞いたことありますよね。例えば
「夢を叶えるために行動を変えたら、チャンスが引き寄せられる」
そんな考え方です。
僕は別に、この「引き寄せ」を全否定したいわけじゃないです。
何か行動や言動を変えた時に、チャンスが引き寄せられるようにやってくることは、現実としてあると思っています。
ただ、僕が気になっているのは「安易に信じる人」です。
例えばこんな話。
ヨガインストラクターのケース(実話です)
「あなた、いつも青い服ばかり着てるけど、赤の方がエネルギー合うよ」
そう言われて、赤い服を着始めたとする。
すると突然、友達から電話がかかってくる。
「今度、知り合いのカフェ行ってみようよ?」
そこの2階でたまにヨガの先生がレッスンしてるよ。
オーナーさんもいい人だし、紹介しようか?」
するとその人は言う。
「赤い服を着たら、引き寄せの法則でチャンスが来ました」
いや、嬉しいことがあったのなら別にそれでいいんです。水を差したくないから何もいいませんでしたが、でも、その解釈が危ないと思うことがある。
今回のケースの認識は
「今の自分が成功していないのは、何か得体の知れないエネルギーが足りていないから」
ではないだろうか。
裏返すと
「成功していない私は、得体の知れないエネルギーが足りていない」
こういう思考回路じゃないんですか?
今までうまくいっていないのは、実力(や努力)が足りていないだけかもしれない。
逆に、うまくいった時は、自分が実力(や結果)につながる行動をしたからでしょう。
今回のヨガインストラクターさん良いことが起こったのですが、それは何か得体の知れないもののせいではなく、
良いお友達を持っていたことや、お友達が気にかけてくれたから、という論理的なことが要因だと思います。
心理学を学び始めた途端、人生が好転しました。

Human BeING Hakushu キッチン
受講生が「心理学を学んだら、どんどんチャンスが訪れました。引き寄せです!」
と言ってくれることもあります。
でも、それは本当に“引き寄せ”なのか。
心理学を学んで、
コミュニケーション能力が上がった。
落ち込みにくくなった。
表情が柔らかくなった。
人と接する態度が変わった。
その結果として、人間関係が変わった。
これらは論理的な話です。実力が上がったんです。
いつも不機嫌そうな顔をしている人より、笑顔の人の方が人は近づきやすい。
ポジティブな発言をしている人の方が、仕事は任されやすい。
その結果として、チャンスが訪れた。
これは“何か不思議な力”ではありません。そういう意味では引き寄せは存在します。
もちろん、スピリチュアルな意味での引き寄せも否定したいわけではない。僕自身は分からないだけです。
ただ、「ちょっと教えてもらったことをやったら、何かのエネルギーが変わった」みたいに、何か得体の知れないもののオカゲだと思ってしまう人を見ると、危うさを感じる。
自分がない人に限って都合よく「引き寄せ」という言葉を使う
さて、心理学を生業としてきて、この文章では思いっきり主観も含んで話しますので、ご容赦ください。
何かチャンスが訪れた時に「わ!引き寄せだ」と安易にいう人は、この瞬間なら別段、よかったねで済ませておけば良いのですが、
心配なのは、
人生を"人のせい"にしていのではないか
と思うからです。
何かわからないものを安易に信じる人は、自分で答えを出すことができない人が多いように思えます。
実はそれはアダルトチルドレンの理論と共通する部分があります。
この文章を読んで、何か心当たりがある人は、アダルトチルドレンのことも知っておけば良いかと思います。
アダルトチルドレンと一言で言ってもさまざまなタイプがありますが、
・自分を押さえ込んで人生を送ってきた人
・常に誰かの顔色を見て生きてきた人
などはアダルトチルドレンのロストワンのことを知ってみてもいいと思います。
そもそも、幼き頃から自分で物事を判断するという手段を捨てて育ったのかも知れません。
※過激な発言や強い表現もありましたが、学びの意識を刺激するためです。
アダルトチルドレンや支配構造について心理学の発信をしています。
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