マッサージ中にお客さんが涙を流す。その瞬間、『これでいいのかな』と感じたことはありませんか?
身体アプローチの心理学考案者 SATORUです。
マッサージを施術して涙を流す人がおられる
心のケアは何一つできないのがもどかしい
身体と心を繋ぐメソッドに興味がある
上記のような方にこの記事を書いています。
私は治療家ではありませんが、ヨガや心理学のメソッドで『心の誘導をする専門家』であると言ったら、ここではわかりやすいかもしれません。「多くの人が『身体が緩むと、言葉にできない感情が溢れ出し、涙を流す』ことを知りました。今日はその論理的なメカニズムと、セラピストとしての在り方についてお話しします。」
論理的に研究される「身体と心のつながり」

かつて、身体の緊張と心の状態を結びつけることは、スピリチュアルな領域の話として語られがちでした。
しかし現代では、ポリヴェーガル理論をはじめとする身体心理学の研究が進み、身体と心は切り離せないシステムであることが論理的に証明されています。
例えば、恐怖やストレスを感じると私たちの身体は反射的に筋緊張を高め、身を守ろうとします。
逆に、タイマッサージやその他のボディアプローチで身体の緊張が解かれると、脳は「今は安全である」と認識し、閉じ込めていた感情を解放します。これが、身体のケアが心の癒やしに直結するメカニズムです。
身体と心の繋がりについては別記事で紹介しています。
身体を通じた心の解放と、その現場

私は「リストラティブヨガ」という身体に触れるリラックス系のヨガをしています。
一般的にはあまり知られていませんが、2〜3人の少人数に対して私がマッサージのようにアジャストメントを行い、身体を極限まで休息させるレッスンを数多くこなしてきました。
その場では、参加者が頻繁に涙を流される場面に立ち会ってきました。
また、その活動を通じて全国のヨガ講師から「心の誘導をするスキルを習得したい」という要望をいただき、その手法に再現性を持たせてきました。
私自身が心の誘導の専門家であることをプロのセラピストであるあなたに少しでもわかってもらうために、参考までにこれらの動画を見てみてください。
心の誘導の実践例
深呼吸誘導
幼き過去に戻り生まれ変わる誘導
オリジナルメソッドYOGAREBORN®︎より
なぜ、理由のない涙が流れるのか
これまで「身体アプローチの心理学」を専門に活動する中で、一つの確かな事実に行き当たりました。施術中に涙を流される方の約半分は、自分自身でも「なぜ泣いているのか」を理解していないということです。
言葉にならない、理由もわからない。けれど涙が溢れる。これは単なる感情の起伏ではなく、身体に蓄積されていた記憶が、言葉というフィルターを通さずに直接解放されている証拠です。
ご安心いただきたいのは、良いか、悪いかでいうとシンプルに良いことであるといえます。
カタルシス(感情の浄化)という意味で、この涙は非常に意味のあるプロセスです。
身体と心を両面から扱える人がいない
身体のプロである治療家やセラピスト、そして心のプロである心理カウンセラーや心理学者。
それぞれの専門家が存在しますが、両方の領域を扱える人間は驚くほど存在しません。
身体と心が密接につながっていることは論理的に証明されており、マッサージによってクライアントが涙を流すという現象も、今や多くの人が頭では理解している事実です。
しかし、
それを現場の施術というリアルな場面で、言葉と技術をもって安全に誘導し、実践できる人間が圧倒的に不足しています。
世の中に理論を語る者は溢れていますが、それを体現できる「実践者」はほとんどいません。
セラピストとしての伸びしろがここにあるかもしれません
今回の記事を読んで、あなたはどう思いましたか?
繰り返しになりますが、私は治療家ではありません。しかし、身体を通して心を誘導することを職業としてきました。
私とあなたは、もう少し抽象度を上げて見てみると、「身体から心にアプローチする」というテーマにおいて同じ場所に立っているのではないでしょうか。
私は、心理学とタイマッサージを融合させたメソッドを完成させました。今、その技術を学びたいと言ってくださる方たちが既にいらっしゃいます。
もしよろしければ、このページを一度覗いてみてください。
関連
→心理学×タイ古式マッサージ
HOME