アダルトチルドレンの知識

機能不全家族チェックの落とし穴。現場の実践でわかった本質と正しい向き合い方。

心理学講師SATORUです。

機能不全家族とは?教科書的な定義

家族の中で役割やルールが固定化され、子どもが心理的に自由に振る舞えず、心の安全が十分に守られない状態のこと。アダルトチルドレンの理論

 

機能不全家族の影響とは?

女性が一人で座っている後ろ姿

機能不全家族で育つと下記のような傾向があらわれやすくなります。

自己肯定感の低下
・対人関係の困難
・感情表現が苦手
(コミュニケーションスキルの欠如)
心や体の病
依存気質

ただしこれらは絶対ではありません。あくまで"傾向として出やすい"という意味です。

 

機能不全家族のチェックリスト

1. 家族の前で本当の気持ちを言えなかった
2. 家族間で暗黙のルールがあって、何をしてはいけないか分かりにくかった
3. 感情を表すと怒られたり無視されたりした経験がある
4. 誰かが我慢することで家庭が回っていた
5. 家族に本音を話すと「迷惑をかける」と思ってしまう
6. 友達を家に呼ぶことに気まずさを感じた
7. 自分の希望や願いを抑えて、周りに合わせることが多かった
8. 家族の問題を自分の責任だと感じることがあった
9. 家族のルールや価値観に強く影響されて、自由に行動できなかった
10. 褒められたり認められたりする体験が少なかった

「チェックリストはあくまで目安です。多ければアダルトチルドレンだとか、少なければ違うといったものではありません。これは、リスト項目が20個になろうと60個になろうと同じ。」

 

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チェックリストは完璧ではない

cautionのテープ画像

チェックリストとは、あくまで目安にしてください。素晴らしいものなのですが、誤解を招くことがよくあります。

 

例1.

チェックリスト1番:家族間で暗黙のルールがあって、何をしてはいけないか分かりにくかった

これに対して、一体何が暗黙のルールなのか?わからない人がほとんどだと思います。

暗黙のルールをはっきり自覚している人は良いのですが、そもそも機能不全家族で育った人は、それが当たり前でそれを暗黙のルールだと気づいていない人が多数だと僕は考えています。

 

例2.

チェックリスト2:家族に本音を話すと「迷惑をかける」と思ってしまう

について。本音を言えない家族は、機能不全家族なのか?そもそも家族に本音を言えないのって当たり前じゃないのか?誰でもが家族に心の内を全て話しているわけではありません。

ということで、チェックシートの項目にチェックしたからどうとか、チェックしなかったからどうとか、それ自体は重要じゃないと考えております。

(これらのチェックリストが悪いわけではありません。素晴らしいものだと思っていますが。)

 

加えて、チェックリストはあくまで自己申告です。

参考

機能不全家族と子育て

機能不全家族と引きこもり

 

機能不全家族かの判断は明確にできない

ポイント

チェックリストの、数が多いから、あなたはアダルトチルドレン、あるいは機能不全家族だ、などと決められるわけではありません。

 

知識だけでは抜け出せない現実

巨大迷路の中に人が一人

これまで、少人数のグループ開催で何度も講座を開催してきました。参加者さんの中には、書籍を読んだりして知識を持っている方もおられましたが、

知識だけでは、アダルトチルドレンや、機能不全家族の縛りからは抜け出せないのが現実です。

 

この話題をラジオで話しています。

 

思考だけでなく、体感覚も関係していることをご存知でしょうか?

参考

心と身体のつながりを解説。

 

「自分はアダルトチルドレンかも」と仮定して取り組んでみる

先ほどチェックリストを見てもらいましたが、これが40項目になっても60項目になっても本当のところはわかりません。

そこで「自分はアダルトチルドレンだ」と仮定して取り組んでみることをお勧めします。

もし違った時は違ったで、私は違いましたと言えば、何も問題がないと思っています。それが現場で出てきた経験です。

 

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克服と解放のために

受講生が箱庭療法をしている

 過去の自分と向き合うワーク

実際、何をするのかと言うと、幼き頃の自分のことを思い出したりします。

幼き頃のことをほとんど覚えていない方もいらっしゃいます。思い出せないからといってダメと言うわけではありません。しかし、グループワークなどをして、心の内を仲間でシェアしていると、ふと大事なことを思い出したりする人がほとんどでした。

ちやみにここでは話が長くなるので短くまとめますが、何気なく覚えているような事でも、大抵は大人の自分にとってすごく大事なことと関わっていることがほとんどです。

 

・お母さんがお風呂に一緒に入ってくれなかった。
・宿題をしなかったらよく怒られていた。
・口答えをしたらきつく怒られた。
・自転車に勝手に乗ったときにお母さんの言うことを聞きなさいと怒られた。

何気ない思い出の1つとして覚えているような事でも、ほとんどの場合、大人のあなたにとって大事なことばかりです。
それに気づくのが文字での学びでは限界があるんです。

 

あなたのせいではない。あなたは悪くないという教え

よく紹介されている「あなたのせいではない」と言う自覚がまず必要と言う教えがあります。

これは半分本当で、半分は誤りとは言いませんが、誤解を招きやすいです。

 

癒されることが必要

実際に、過度に自分を責めてしまっている人は、まずは「あなたのせいではない」ことを知って、そして腑に落とすことを心がけなければいけません。

そのためには癒されることが必要です。傷ついた心があれば癒されなければ前に進みません。傷ついていることに気づいていればまだ良いのですが、気づいてないことも多々あります。

その場合は気づくための学びも必要です。何度も言いますが、文字での学びでは限界があります。

 

人生を自分軸で生きられるようにする。

受講生がリトリートで手を振っている

最終的にアダルトチルドレンや、機能不全家族の縛りから解放されて、自分軸で生きられるようになるためには、

人生の舵を自分で握る必要

があります。

アダルトチルドレンや機能不全家族で育った人たちは、自分で舵を握ることが不得意です。

明確な決まりはありませんが、今まで講座を開いてきた経験上、癒されることが先。その先に自分で舵を握るということが次の段階です。あるいは同時に行っていっても大丈夫です。

このことについて触れている記事がなかったので、ここでお伝えしておきます。

 

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これからの生き方は自分が選びましょう

手のひらから蝶々が飛び立つ

どんな人生が幸せなのか?それは自己肯定できるような人生です。形に答えはありません。

これからどんな生き方をしていきたいのかそれはあなた自身が選べます。もし本当にアダルトチルドレンや機能不全家族の縛りから解放されて、自分で人生の舵を握りたいと思っている方。

楽しく真剣に学びませんか?真剣にといっても厳しくは無いですよ。

毎日が有意義になりますよ。

 

まとめ

今回は機能不全家族またはアダルトチルドレンのチェックリストを紹介しました。チェックリストと言うのは簡易的に使うのには優れたものですが、完璧ではありません。

どんな専門家でもあなたが、そうである、そうではないと明確に判断できるものでもありません。

また、機能不全家族で育ったから、アダルトチルドレンであるから、絶対にダメなのかというと、そうでもありません。

ただもし今何らかの生きづらさを感じているのなら、一旦は自分がそうであると仮定して、過去の自分と向き合い感情を癒したり、知識を学んだりする事はすごく有効です。

文字だけの学びでは絶対にたどり着けないことなので、もし本気で人生を縛りから解放されたいのなら、一緒に学びましょう。学ぶことはすごく楽しいです。

 

 

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  • この記事を書いた人

SATORU

ヨガ心理学講師 / 日本ヨガ心理学協会代表理事 / ヨガ&瞑想リトリートセンターHuman BeING Hakushu 代表 / スタジオ-YOGATERIOR 代表 / アジア最大級のヨガイベント「ヨガフェスタ横浜」講師 / IHTA協会(YMCヨガスタジオ)ヨガ心理学外部講師担当 / 全国各地でワークショップ・講座を開催中 / ヨガインストラクター養成講師 / 心理カウンセラー / ヨガ×心理学ヨガリボーン考案者 / 美姿勢ヨガライフ考案者 / 著書(電子書籍):生徒の心に響く「ヨガ誘導の言葉」/ ヨガ全国誌『Yogini』ヨガ心理学エッセイ連載 ・ 同誌にて自己肯定感が高まるヨガ監修 / YouTubeチャンネル登録者数8300人(2025年8月現在)/Voicyパーソナリティ・「自己肯定感が高まるヨガ心理学ラジオ」 1975.2京都生まれ 現在山梨県北杜市白州町に在住

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