人の相談に乗る資格なんてあるのだろうか?と不安な方に。
この記事はこんな方に
- 私なんてすぐ落ち込むし・・・
- メンタル弱いし・・・・
- 自信ないし・・・
- 頼りないし・・・
↑なんて思ってて、
「私なんてまだまだなのに、人の相談に乗ってよいのだろうか?」
という方に。この記事が解決になるかもしれません。
心理学を学んで、カウンセリングのスキルを身につけたいなと思っても、そんな事がチラつきませんか?
もちろん、ひとの相談に乗れるくらいの余裕がある状態でないと、しんどいことになるのですが、なにも完璧な人がカウンセリングをするわけではありません。
僕は、職業としてのカウンセラーではなく、身の回りの人にカウンセリングしてあげられる人を「プチカウンセラー」と呼んでいますが、ここでは以下カウンセラーとして表記しますね。
カウンセラーってどんな人がなれるか想像つきますか?これ、ヨガの先生になれる人とも共通してます。
僕の経験則上ですが、強いだけの人はなれません。
- 常にポジティブ。
- 落ち込むなんて意味がわからない。
- もう心の悩みなんてありえない。
↑このような方は向いてません。というか、カウンセラーになりたいと思わないでしょう。^^
カウンセラーとは、人の相談に乗るから、ある程度の強さは必要です。そして同時に、人としての弱さもあり、それを受け入れている人がなれます。
僕が学んでいるカウンセリングの手法は、カール・ロジャーズという心理学者のクライアント中心療法というものです。
カウンセラーが中心になって何か相談者に指示を与えるのではなく、相談者自身が自立して行くことが問題解決である。
という手法は当時(1960年くらい)は画期的でした。その後、多くのセラピストがその要素を取り入れています。
というわけで、カール・ロジャーズという人は偉大ですね。
その偉大な心理学者カール・ロジャーズも悩みなどなく、すべてを克服したかと言うとそうでもなかったんです。
彼はエンカウンターグループという、10人以下のグループでカウンセリングをしたり、心理学を学ぶ療法を行っていました。参加者が心の成長を得られるのはもちろんですが、
カール・ロジャーズ自身がそこで自己成長していたんです。
つまり!
そんなに偉大な人物でも、完璧なわけではなく、
自らが開いた講座によって、自分も癒やされ、成長していったのです。
これから、心理学を学んだり、そしてカウンセラー的に人の相談に乗って解決に導いてあげたい方。
なにも完璧でなくて良いです。弱さもあるし、不安定さもあるでしょう。
心理学を学ぶことは、知識を勉強することではありません。
ヨガと同じで、自己成長していく仲間の「少しリーダー的な存在」で十分です。
一般の方はもちろん、ヨガの先生なら尚ピッタリだと思っています。
繰り返しますが、
- 常にポジティブ。
- 落ち込むなんて意味がわからない。
- もう心の悩みなんてありえない。
↑上記のような人はカウンセラーにもなれないでしょう。
今日はおしまい。