心理学

自己肯定感を高めるには、「自分を認める」ではないことを学ぼう。

自己肯定感とは

下記のような方、必読です。

・成果が出てないと、自己否定に陥る人

・実績や肩書きがないと自信を持てない人

・失敗するのが極度に怖い人

・「自分を好きになる」「自分を認める」というのが納得いかない人

・他人の評価でしか自分を肯定できない人

 

日本ヨガ心理学協会 代表理事SATORUです。

今まで受講生にお伝えしてきて、実際に経験したことをもとに書いています。

AIではなく、人間が手書きで書いています。

 

まず「自己肯定感」とはどこかに学術的な定義がしっかりとあるわけではないです。そういう意味では、どこかに誰もが納得するような答えはない曖昧な言葉です。

この記事では、ヨガ心理学協会で定める内容をお伝えします。

今まで有料でお伝えしてきて、そして受講生が一番食いつくくらいの部分です。

 

自分を好きになるの?

最も多い勘違いですが、自分を好きになることを目的としていません。そしてそれは必須ではありません。

自分を好きとか、嫌いとか、それよりももっと深いベースの部分に「自己肯定感」があります。知識がないとその意味がわからないのは仕方ないので、この記事をしっかりと読んでください。

 

自分を認めるとは

これも、悪い言葉ではないのですが、認めるというと「嫌いな自分を受け入れるの?」と思っている人が多いです。

現状に満足するのが良いのか、高嶺を目指すのが良くないのかとか、そういったこととも自己肯定感は違うところにあります。

 

自己肯定感とは、シンプルにいうと、

自己(自分)を肯定(これでいい)と感じていること

 

たったこれだけです。

 

嫌いな自分を受け入れるのが悪いことではありません。それができれば完璧ですが、ハードルが高すぎます。

事実それを思い込みすぎて苦しんでいた受講生がたくさんいました。

 

 

自己肯定感が低い人

自分をこれでいいと感じれる人と、感じれない人がいます。

世の中には、美人(イケメン)で仕事がよくできて、同性からも好かれ、お金も持っていても、「自分はこれでいい」と思えない人がいます。

逆に、平凡な外見で、友達も少なく、むしろ人から嫌われるていても、お金を全然持っていなくても、「自分はこれでいい」と思っている人がいます。

 

前者は自己肯定感が低く、後者は自己肯定感が高いです。

 

その要因

主な要因は、自分が幼い頃に育った環境にあるとされています。(全てではないです)

・親から褒められることで自分を肯定していた

 

これにつきます。

↓下記はアダルトチルドレンの知識ですがこれも非常に大事です。

 

参考

 

親の影響

親自身が自己肯定感が低く、何かの条件を満たすことでしか自分を肯定できない人であった場合、子供を肯定することにも何かの条件を設け、そしてその子供も、「自己肯定感は何かの条件付き」であるという価値観になりやすいです。

いわゆる、毒親やアダルトチルドレンや、依存といわれる理論です。

 

 

自己肯定感を高める方法

心理学的アプローチ

過去の心の癒し

アダルトチルドレンやインナーチャイルドのワーク

過去の自分と決別するような思考や体験も必要です。

心理カウンセリングも有効です。

 

身体的アプローチ

身体と心の繋がりについては下段に掲載しています。

健康な身体

実は身体と関係しています。美しい身体やアスリートのような見事は身体は必要ではありませんが、健康な心には健康な身体が必要です。

例えば、「トラウマは脳だけでなく身体に宿る」という理論をご存知ですか?

スピリチュアルな話をしているのではなく、論理的な意味でお伝えしています。

極度に心に問題を抱える方や、疲れている方は、ほぼ間違いなく身体が健康ではありません。

 

自己肯定感を身体(五感)で感じる

自己肯定感が高まるヨガ×心理学 

 

ヨガといっても、身体をほぐし深呼吸をするリラックス系です。一部を公開しています。ぜひ一度体験してください。

 

実経験

実社会での経験に勝るものはありません。実経験とは「五感」を意味します。

五感で感じることなくして、机上の理論だけでは自己肯定感は高めることが出来きないのが現実です。

自己肯定感だけでなく、心の成長は時間がかかるものです。理由が、実際に自分が成長して実経験を積んでいくことで初めて自分を肯定することができます。

 

実例) どんなに恋愛がうまくいかなくても、悲しい思いをしていても、自分は今日もご飯を食べていることで幸せだなと感じる経験をした。

 

これはあくまで一例ですが、受講者さんが言われたことです。こういった「実経験」をすることと、机上で考えていることは大違いです。

 

※いわゆる、「成功体験を重ねる」というものです。

 

必要なこと

自分の心を大切に扱う覚悟

まずは覚悟です。覚悟といっても、怯える必要はないです。

こういった心の話をすると、本を読めば、講座を一回受講すれば、一瞬で自分は別人のようになれるのではないか!?

と思われる人がいますが、それは「自分の心を軽視」していることになります。

体に例えればわかりやすいのですが、もし不摂生でお菓子ばかり食べて運動も一切せず、脂肪がブヨブヨな体な人がいたとしましょう。

あなたは、「お菓子を控えて運動をした方がいいよ。病気になってしますよ」と注意しますよね?

その返答が「いつまで、今日だけ?明日になったら食べてもいいよね?」

 

と言われたらどう思いますか?この人、この問題も舐めてるな。ことの重要性をわかってないな。と思いますよね?

心のことも同じです。

 

癒し

さっきは少しきついことを言いましたが、まずは癒しが最初かもしれませんね。心がまず癒されないと、何かを受け入れる受け皿が用意できないです。

 

学び

知識だけではどうにもならないとはいえ、「知る」ことなしには何も始まらないです。しっかりと「心」のことを学ぶことも大事です。

 

良い環境

上記に挙げたことを継続する環境が必要です。

環境とは、良いメンター(先生)や良い仲間、周りの人間(家族)の理解、そして時間、お金、健康な身体などです。

一朝一夜では難しいことですが、ストイックに頑張るのではなく、楽しく続けられたら最強です。

 

※その環境が非常に少ないことから「日本ヨガ心理学協会」を発足しています。

 

 

自己肯定感と身体の関係

身体と心は繋がっている。

身体はトラウマを記憶する

『The Body Keeps the Score』(邦題:『身体はトラウマを記録する』) 

という書籍をご存知でしょうか?

著者ベッセル・ヴァン・デア・コーク(Bessel van der Kolk)は、トラウマ研究の世界的権威で、特に「身体と脳に残るトラウマの影響」に関する臨床的・神経学的研究で知られています。

2014年刊行されて世界的ベストセラーとなって書籍です。

要点は下記です。

1. トラウマは脳に物理的な痕跡を残す

2. トラウマは「言葉にならない」体験として体に刻まれる

3. 話すだけでは癒されない。身体的アプローチが不可欠

 

その他、アダルトチルドレンや心理学のゲシュタルト療法など、多くの理論で「身体と心の繋がり」は提唱されています。

 

参考

 

ヨガ心理学協会の提唱「自己肯定感の高め方」

ヨガというと一般的には「エクササイズ」「ダイエット」というイメージかもしれません。逆に、心のためにヨガをしているというとこんどは、修行のような厳しくストイックなヨガを連想されるかもしれません。

自己肯定感に限らず、心は身体と繋がっています。

日々、ヨガをし心のことを学び、身体をほぐし健康にしましょう。そしてそれを楽しみましょう。

それこそが自己肯定感を高める方法です。

 

 

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  • この記事を書いた人

SATORU

ヨガ心理学講師 / 日本ヨガ心理学協会代表理事 / ヨガ&瞑想リトリートセンターHuman BeING Hakushu 代表 / スタジオ-YOGATERIOR 代表 / アジア最大級のヨガイベント「ヨガフェスタ横浜」講師 / IHTA協会(YMCヨガスタジオ)ヨガ心理学外部講師担当 / 全国各地でワークショップ・講座を開催中 / ヨガインストラクター養成講師 / 心理カウンセラー / ヨガ×心理学ヨガリボーン考案者 / 美姿勢ヨガライフ考案者 / 著書(電子書籍):生徒の心に響く「ヨガ誘導の言葉」/ ヨガ全国誌『Yogini』ヨガ心理学エッセイ連載 ・ 同誌にて自己肯定感が高まるヨガ監修 / YouTubeチャンネル登録者数8300人(2025年8月現在)/Voicyパーソナリティ・「自己肯定感が高まるヨガ心理学ラジオ」 1975.2京都生まれ 現在山梨県北杜市白州町に在住

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