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はじめに。
ヨガスタジオ-ヨガテリア代表&心理カウンセラー SATORUです。
こんな方におすすめ
- 心理学と哲学の違いをカンタンに知りたい。
- 3分で学びたい。
この記事では、心理学と哲学の違いをカンタンに紹介します。僕自身の主観も入りますが、その分、感覚的に「心理学と哲学の違い」を理解してもらえると思います。
心理学も哲学も、相当に奥が深い学問なので、それぞれが何か?という議論は誰も答えが出せないのだと思います。だからこそ、他のサイトを見ても、カンタンな答えがなく僕自身も困っていました。心理学者でもない、哲学者でもない僕が調べた結果をシェアします。
心理学と哲学
両者の特徴を挙げていきますので、そこから、イメージを持ってもらえれば良いかと思います。
哲学とは
哲学は2000年以上の、非常に長い歴史があります。哲学は何をしているかというと、「人生・世界・物事の本質を哲学者自身の内観で求めたもの」です。
もちろん哲学は素晴らしい学問であるのですが、何分、哲学者自身の感覚であるために、それが万人に当てはまるとは限らない。哲学者が100人いれば100通りの哲学が存在するでしょう。
答えを哲学者が出しているのが哲学です。100人いれば100通りの哲学がある、その哲学にあなたが答えを求めるかどうかは、あなた次第です。
哲学
本質を哲学者自身の内観で求めた学問。
歴史:2000年以上
手法:哲学者の内観
心理学とは
心理学の歴史は100年ほどです。哲学に比べて短いです。心理学の目的は、人の心を科学的に研究するということです。
人には人それぞれに「心」がある。100人いれば100通り。10,000人いれば10,000通りの「心」が存在する。それを科学的に研究したのが心理学です。
心とは何か?を研究して、人を幸せにする学問。それが心理学です。心理学は、人の心を一人一人研究して、テーマである「心」とは何なのか?を研究した学問です。
心理学
人の「心」を科学的に研究した学問。
歴史:100年
手法:科学的手法
心理学と哲学を比較
心理学 | 哲学 | |
歴史 | 100年 | 2000年 |
手法 | 科学的手法 | 哲学者の内観 |
再現性 | あり | なし |
※もちろんどちらも、良いも悪いもないです。
上記は「ざっくり超カンタンに」把握してもらうために表現していることをご理解ください。
心理学ってどんなイメージ?
ところで皆さん心理学ってどんなイメージですか?
僕はヨガスタジオを運営し、各地でヨガ×心理学 ヨガリボーン®︎のワークショップを開催しています。スタジオの生徒さんや、受講生の方に、「心理学」のイメージをお聞きすることがあるのですが、悪いイメージはないようですね。
僕自身は13年前に初めて心理カウンセリングを受けました。それが本格的な心理学との出会いだったのですが、当時ですら、一部の仲間から冷たい反応を受けました。いわゆる、
「引かれた」
という状態ですね。精神的に相当に疲れている方に、勧めたこともありましたが、
「私は病気じゃない。バカにしないで」
と本気で怒られたのを覚えています。
心理学は非常に広い
実は一言で心理学と言っても、その範囲は非常に広いです。
社会との関係は非常に広く、ビジネスにも、経済にも、犯罪にも、教育にも、AI技術にも関わっています。心理学の種類だけでも何種類もあります。
全てを学んで理解している人がいるのでしょうか?
きっといないと思います。それだけ「心」というのは広範囲に及ぶことなので、「何かの本を読めばそこに書いてある」なんてレベルではないのだと言えます。
「自分軸」絡み合う心理学と哲学
以上、心理学と哲学の特徴をご紹介しました。ではここから、僕が「心理学」を学んできて生まれた「哲学」となります。少しややこしい表現ですが少し理解してただければ嬉しいです。
「自分軸」「他人軸」
「軸」と言う表現でお話します。
僕自身は、人が望む人生を送れるために心理学を学んでいます。そのためには、本人が何を望むのか、どう思っているのかを、本人自身が知る必要があります。
心理学で出た答えが「自分軸」
哲学で得た答えが「他人軸」
こう考えると分かりやすいと思います。
人の心は前述したように、社会と広範囲で関わっています。哲学が人間の心に影響しないわけがないですし、その哲学を取り入れることも素晴らしいことでしょう。
哲学は「他人軸」と表現しましたが、それを、本気で無理なく取り入れることができれば、ブレない「自分軸」となるでしょう。心理学と哲学は、絡み合っているのですね。
最後に、今回の『心理学と哲学の違い』を認識していれば、今後、惑わされることなく、両者のいいところを、自分に取り入れることができるのではないかと思います。
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