アダルトチルドレン(AC)における「ヒーロー」の定義
アダルトチルドレンには6つの種類がありそれらは「役割」という名前が付けられています。
その他の役割
• 役割: 機能不全家族の中で、親の期待を一身に背負い、成果を出すことで家族のバランスを保とうとする子供。
ヒーロー

特徴: 学業優秀、スポーツ万能、しっかり者。周囲からは「手のかからない良い子」として絶賛される。
大人になってからの「ヒーロー」の姿
大人になると「圧倒的な社会的成功」として結実します。
企業のリーダーや経営者、高年収の専門職など、周囲から羨望の眼差しを向けられるポジションに就くことが多いのがこのタイプの特徴です。
ヒーローの問題点 | 成功の裏に潜む「恐怖心」

そんな成功者のようなヒーローには何の問題があるというのか。それは、
人より秀でていないと自己肯定できない
結果や成果が自分の存在価値となっている
というところです。
内面: 「成功しなければ見捨てられる」という恐怖心。
ワーカホリックと言われる人たち

いわゆる「ワーカホリック」と言われる人たちがいるのをご存知ですか?
ワーカーホリック(Workaholic)とは
仕事(Work)とアルコール中毒(Alcoholic)を組み合わせた造語で、生活のすべてを犠牲にして仕事に依存・没頭する「仕事中毒」の状態です。常に仕事をしていないと不安を感じ、自身の健康や家族・プライベートを顧みずに長時間労働を続けるのが特徴
一見成功者で、周りからは羨ましがられるような位の結果を出している人もいますが、
本人からすると幸せ半分で苦しさ半分です。
止まりたくても止まれない。
場合によっては高額なお金を稼いでいても、まだまだお金を稼がないと満足できない人たちがいます。それは決して、お金が好きなわけではありません。
自分の価値を稼いだお金の額でしか測れない状態になっている、といえばわかりやすいかもしれません。
※心から働きたくて働いている人たちは問題ありません。
優秀な人ほどハマる「共依存」

ヒーローは共依存体質の人が多いです。
あれ?優秀でしっかり者のヒーローが共依存!?と戸惑うかもしれません。
共依存と聞くと、誰かに頼っていないと成り立たないような弱い人を想像するかもしれませんが、
実は共依存というのは、強い人であってももよくあることです。
誰かに頼ってもらわないと、結果を出して誰かに憧れてもらわないと自分を保てないような状態。
これは共依存です。
自立と依存と言う知識は心理学を学ばなくては、なかなか本質まで理解できません。
なぜ「優秀」だからこそ克服できないのか?

ここがヒーローの厄介なところです。
社会の目から見ると、ヒーローは成功者です。人から憧れられる位の結果を出します。
そしてまたヒーロー自身もその成果に興味がないわけではないんです。
じゃあ社会的な結果を出さずに全ての力を抜いて、時には堕落して落ちてしまえば克服ができるのかというとそうでもありません。
自分を苦しめているヒーローという役割は、全否定されるような悪いことではないからこそ、そのヒーローという役割をやめる(克服する)ことが難しいのです。
いわゆる成功体験が自分を縛るというです。
克服に必要な根拠のない自己肯定感

ここでしっかりと落とし込んで欲しいのが「根拠のない自己肯定感」です。
人間には誰しも人に認められたい。成功したい、美しくありたい、強くありたい、結果を出していたい、お金持ちでありたい
などの欲求があります。これらを抑える必要ありません、ここが大事なところです。
これらを無理に抑えろと言ってるわけではありません。それとは「別の部分」にベースとなる自己肯定感がああります。
今後も
・仕事に没頭する。
・人の役に立つこと。
・お金を稼ぐ。
これらを無理に止める必要はありません。
ただそこに自分の存在の肯定を感じる必要はないよと言うことを、情報だけではなく、体で感じる必要があります。
これが身体アプローチの心理学と当協会が掲げているところであります。
頭でそれを理解することと、そう感じることは大きな差があります。
「自分は自分の存在を肯定して良いと言うのは、何の条件も必要がないのだ」と身体(五感)で感じる経験が必要です。
理屈通りではヒーローの克服は難しい

一般的な知識としては
・何もしていない自分を肯定する。
ことだとされていますが、それは選択肢の1つにしか過ぎません。
何もしていない自分を肯定できたので、これからは過度に頑張り結果を出すことをやめました。
本当に心からそう思えていたら良いのですが、そんなことで克服できたらこんな簡単な事は無いです。
1番大切な事は、「あなた自身が心の底からこれからどう生きていきたいのか」と言うことです。
それが上記で言ったヒーローを止めるような行動であれば、それで良いでしょう。(辞められたらですが)
もう一つは、これからもずっとヒーローでも構わないので、
ただ自分が本当の意味で苦しい時は、それに気づき、ときには休みときには癒し、ときには人に弱さを見せ、あなた自身が苦しまなくなること、つまりヒーローを克服と言うよりも乗りこなすことが大切
だと考えております。
これが現場で見てきた見解です。
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