ヨガ心理学基礎講座30時間・カリキュラム

交流分析1.2.3.4

1950年代 エリック・バーン (アメリカの精神科医)により創始された理論。
この理論では、「人の心の問題は人間関係」とされています。
人間関係には必ずコミュニケーションが関わります。
この理論では、自分の心の状態を客観視することで、自己理解をし、そして他者理解をすることで、コミュニケーションから良い人間関係構築法を学びます。
企業研修などにも取り入れられている、普遍的な理論であり、心理学の入門としても最適です。

①「エゴグラム」

人の心をシンプルな構造に捉えるために、エゴグラム(テスト)を使用します。「心」には3つの自我が存在しその3つのバランスを自我状態といます。自分の自我状態を知ることから自己理解をすることが出来ます。今までとは違った形で自分と向き合うことが出来るでしょう。

②「やりとり分析」

「エゴグラム」では、自己理解をしました。
より良い人間関係を作る上で、重要なのがコミュニケーションです。
コミュニケーションには、必ず人と人が存在します。その間のやりとりを分析した理論がこの『やりとり分析』です。前回お伝えした「自我状態」に照らし合わせて、観察することで他者理解ができます。

③「ゲーム分析」

ここでは具体的な会話を元に、心理学を学びます。
人は会話にゲームのような「勝ち負け」を持ち込むことがあります。
会話のゲームは、仕掛けたことも仕掛けられたことも、誰にでも必ずあると思います。
今まで非生産的でしんどい思いをしてきた、後味の悪い会話もここで解決するかもしれません。

④「人生脚本」

人は幼き頃に、まるで舞台の脚本のように自分の人生を決めてしまっていると言われています。これは無意識に行っている人も多いです。
心理学に限らず「人生とは選択の結果」と言われてるのを聞いたことがあるでしょうか?
人生脚本を学ぶことで、いつからでも、自分の望む人生を選択するきっかけになります。

投影1.2.3.4

あなたは、「自分の気持がわからない」なんてこと
経験したことがないでしょうか?
この講座では、心の内側を外側に投影して自分の本当の気持を知ることができます。
人は自分の気持を知ることなしに、幸せになることは難しいです。
悩んでるときや問題を抱えているときは、自分の気持を知ることが解決につながる事もあります。
特に女性に人気のコンテンツです。

⑤「バウムテスト」

クレヨンで木の絵を描きます。
上手い下手は関係なく、自由に楽しみながら描いてみます。
自分でも思いもしなかった大切な感情に気づくこともあります。
心理学に硬いイメージを持ってる人は、ここで一気に変わるでしょう。

 

⑥「自由画」

クレヨンで自由に絵を描きます。
理屈では到底たどり着けない感情にも出会い、涙を流すくらい心もスッキリされる方も珍しくありません。過去のマイナスな記憶もガラッと変わるかもしれません。

 

⑦「箱庭療法」

自分でも気づかないような大切な心の声を、人形や模型などに映し出して自分で感じる事ができます。この講座は座学と行っても、「感じること」をトレーニングするワークの時間です。
頭で考えていても解決出来ないときに、「五感」とともに自分を向き合うことを学べます。

 

⑧「投影のワーク」

自分を様々なものに投影します。(動物や食べ物など。)そこから自分の心を客観視することができるようになります。心理学というと、何かの法則や効果といった知識ばかりを思い浮かべる方がほとんどですが、この投影は「感じる」ことを磨いていきます。ヨガに興味がある方なら、なおさら楽しいと思いますし実生活にも役立ちます。

 

⑨ユング心理学

ユング:スイスの精神科医・⼼理学者。

ここでは「意識と無意識」を学びます。
人には自分でも気づかない「無意識」が存在します。人の意思決定には無意識が大きく影響しています。「心のしくみ」を学ぶ上で大事な講座になります。
また、無意識とは身体、五感とも関係しているといますので「ヨガ心理学」という視点でも講座で解説します。

 

⑩ゲシュタルト療法

フレデリック(フリッツ)パールズが創始。(1893〜1970)ドイツ ベルリン⽣まれ。
心の問題は抑圧された過去の「未解決な問題」であるとする理論を学びます。
ここでも通常の心理学講座ではあまり扱われない「体感覚」を大事に解説します。
ゲシュタルト療法の中でも代表的な「エンプティチェア(空の椅子)ワーク」を実践することは、自己理解、他者理解をする上で非常に有効なトレーニングとなります。

 

⑪自己肯定感

自己肯定感という言葉には正式な定義はありません。
非常に良い言葉ですが、実際には「自分を好きになる」と勘違いをしていて苦しんでいる人、ずっと自分を肯定できない人が多くみられます。
自己肯定とは何かを知ることで、心が軽くなることがあります。
また、自己肯定感を高めるためには「体感覚」が関係していることも解説します。
ヨガが重要な役割を果たせることも知ることができます。

 

⑫アドラー心理学

心理学者のフロイトとユング、そしてアドラーは三大巨頭と言われています。
著書「嫌われる勇気」岸見一郎氏
で日本でも一躍有名になりました。
他の心理学とは、一見異なった理論もありますので、「心を他角度から学ぶ」上で大切な講座になります。
一般的にアドラー心理学は極端な解釈をされて敬遠されていることもありますが、SATORUの視点からわかりやすく紹介させてもらいます。

 

⑬⑭⑮カウンセリングスキル1.2.3

心理カウンセラーのスキルを持てば、基本的にはどんな悩みも解決に導くことが出来ます。
それは、友達や知り合いとは違った相談の仕方を身に付けているからです。
この講座を受けて心理カウンセラーを目指すわけではありませんが、カウンセラーとしての視点を持つことで、「人はどうすれば悩みが解決するのか」を体験することが出来ます。

 

⑯行動療法

「人の心」の定義には「行動」も含まれています。
ここでは、行動から心にアプローチします。
人は体感覚や経験を通して心も変化します。自分を変えられない人や、余計な思考が行動を阻止してしまう人にもおすすめです。
学校や企業や、心療内科、メンタルクリニックなど、様々な分野でも用いられる実践的で優れた理論です。

 

⑰依存と自立

依存というとどんなイメージでしょうか?
・彼に依存
・親に依存
・アルコール依存
・ギャンブル依存
なにかに頼ってしまっているという認識は、一般的にあると思います。
それらは正しいのですが、心理学的にいう精神的な依存・自立というのは少し違ってきます。
また、人の悩みや苦しみのの殆どは依存と自立を理解していないために起こっていると知ったらどう思いますか?
このヨガ心理学講座の中でも中枢を担う内容になります。

 

⑱自己承認

人の人生は「選択の連続」といわれます。
今、自分自身を取りまく環境はほとんどのことが、連続した選択の結果であることは受け入れられるでしょうか?
実は受け入れられない人もおられます。まずはそこから学び、そして自分が望む選択をして生きられる方法の一つを学びます。
ところであなたは自分のことをどう認識していますか?
その認識が今の人生にも影響しています。自分自身を見つめる良い機会にもなるでしょう。

 

⑲⑳身体と心の関係

「身体と心は一つ。」
ヨガをしていれば1度は聞いたことがあると思いますし、口にしたこともあると思います。
ここでは、ヨガと心理学をコンセプトに活動するSATORU自身の視点から、身体と心の関係を解説します。
・ヨガって何なんだろう?
・なんで気持ちがいいんだろう?
なんて、疑問に思っていた方には特におすすめします。
ヨガと心理学は密接に関係しています。
ヨガインストラクターの方は、自分自身のポテンシャルにも自身を持てるでしょう。

 

 

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